イソフラボンでヒアルロン酸生成

イソフラボンはヒアルロン酸の生産を助ける

イソフラボンは大豆に多く含まれる天然の栄養素として女性の間で人気があります。
顔にシワが増えるのはヒアルロン酸が足りないからと言われ、化粧品や美容整形の世界では、ヒアルロン酸はシワ取りの主要な成分として重宝されています。

そもそもヒアルロン酸は体内でも合成できる成分です。
美容やホルモンバランスを整える作用のあるイソフラボンは、ヒアルロン酸の合成をサポートする効果があります。
今回は、イソフラボンとヒアルロン酸の関係についてお話します。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は、非常に強い保水力がある成分です。ヒアルロン酸1gで6リットルもの水を保持する能力があります。
私たちの体の60%は水分です。そのため、ヒアルロン酸は体のいたるところに存在し、体の水分を保っています。特に体内で保水が必要な軟骨や皮膚、眼の水晶体では、重要な役割を果たします。

ヒアルロン酸の生合成

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ヒアルロン酸は、コラーゲンの合成を行う繊維芽細胞で合成されます。
ヒアルロン酸は、コラーゲンやエラスチンと相互関係があり、互いに協力し合うことで体内の水分を保持する役割を果たします。

しかし、加齢などで代謝機能が低下すると、繊維芽細胞の細胞分裂も低下してしまうため、ヒアルロン酸の合成もそれに従い減少します。
その結果、体内の保水力が弱まり、乾燥肌になりやすくなるばかりか、水分によるコラーゲン繊維のボリュームがなくなり、シワが目立つようになります。
また、軟骨の水分量も減るのでクッション力が低下し、関節痛を引き起こす可能性も高くなります。

繊維芽細胞を活性化させるのはホルモン

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繊維芽細胞を活性化させるのは、成長ホルモンや、女性の場合は女性ホルモンのエストロゲンです。
これらの化学物質は繊維芽細胞に働きかけて、細胞分裂を促します。
しかし、成長ホルモンもエストロゲンも、加齢と共に分泌が減少します。
そのため、年を取るとヒアルロン酸が減少し、乾燥肌や関節痛に悩まされる人が増えてしまうのです。

繊維芽細胞は活性酸素で衰える

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繊維芽細胞は、呼吸や紫外線によって発生する活性酸素により、機能が低下します。
活性酸素とは呼吸から取り入れた酸素が変質した悪性の酸素のこと。細胞を傷つけたり、組織を変質させたりする作用があります。
繊維芽細胞の機能が低下すると、ヒアルロン酸の合成も低下するので保水力が低下します。

イソフラボンでヒアルロン酸が増える理由

植物エストロゲンと抗酸化物質の作用を併せ持つ

イソフラボンは分子構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ており、細胞内のエストロゲン受容体(※1)と結合すると、エストロゲンが結合した時と同じ反応が起こります。
そのため、イソフラボンは植物エストロゲンとも呼ばれ、体内でエストロゲンの代用として機能します。

また、イソフラボンは体内で発生する有害な活性酸素の除去を行う、抗酸化物質としても作用します。

(※1)細胞内には分泌されたホルモンと結合する受容体というものがあります。ホルモンはこの受容体と結合することではじめてホルモンとして働きます。

繊維芽細胞を活性化しヒアルロン酸を増やす

イソフラボンはエストロゲンの代用になるので、繊維芽細胞内の受容体と結合し、繊維芽細胞を活性化する作用があります。
その結果、ヒアルロン酸の生合成も増加し、真皮や軟骨の水分量が増えるので、シワや関節痛を減らせます。

抗酸化物質として繊維芽細胞を保護する

活性酸素は、体内でつくられるSODやグルタチオン、カタラーゼなどの抗酸化物質や、食事から摂取したビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなど抗酸化作用のある栄養素で除去されます。
しかし、加齢により体内でつくられる抗酸化物質の量が減少すると、体内で発生する活性酸素の除去が間に合わなくなり、繊維芽細胞の機能が低下します。

イソフラボンは抗酸化物質として、活性酸素から繊維芽細胞を守ります。
また、イソフラボンはSODを活性化し、グルタチオンの発現を増やす作用もあるため、体内の活性酸素そのものを減少させる作用もあります。
繊維芽細胞の機能が保たれると、ヒアルロン酸の合成力も維持できます。

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