イソフラボンとはどんな成分?

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イソフラボンはたくさんの種類がある

イソフラボンとは、大豆に含まれることで有名な成分で、植物特有の成分であるポリフェノールに分類されます。
イソフラボンは一つの成分を指すのではなく、たくさんの種類と数があります。イソフラボンを含む植物は多くありますが、その中でも、私たちが普段食事から多く摂っているのが「大豆イソフラボン」です。

イソフラボンは摂取することで、わたしたちの身体の中で大きく2つの働きをしてくれます。そして、その働きによって様々な健康効果をもたらしてくれるのです。

イソフラボンを含有する食品

普段、私たちが食事から摂っているのは、主に大豆由来の「大豆イソフラボン」です。
大豆イソフラボンは大豆の胚芽部分(※1)に多く存在し、大豆の加工品であれば、納豆、豆腐、きな粉、豆乳、味噌、醤油などにも含まれています。
特に日本人の食生活では大豆加工品を多く摂取しているので、普段からイソフラボンを多く摂取していることになります。
(※1)胚芽から芽が出て、根や茎が成長していきます。

大豆製品のイソフラボン含有量についてはこちら

また、大豆以外にもマメ科の植物であれば、小豆、ピーナッツ、ひよこ豆、もやし、葛の根などにも含まれています。

大豆以外にイソフラボンを含む食品と含有量についてはこちら

【マメ科の植物になぜイソフラボンが多いの?】

イソフラボンは、マメ科の植物の種子の胚芽や、根の部分に多く存在します。
マメ科の植物は発芽すると同時に根からイソフラボンを放出し、これが根に栄養を供給して共存する根粒菌を誘き寄せるシグナルになります。
この機能を持つのはほぼマメ科の植物だけなので、これがマメ科の植物にイソフラボンが多く存在する理由です。

イソフラボンには種類がある

イソフラボンには、様々な種類があります。
すべてを紹介するには数が多いので、私たちに最も身近な大豆イソフラボンを取り上げて紹介します。

大豆イソフラボンは大別すると、

(1)糖と結合している「グリコシド型イソフラボン」
(2)糖と結合していない「アグリコン型イソフラボン」

の2種類に分けられます。
それぞれの型には、以下のようなイソフラボンがあります。

アグリコン型 グリコシド型
ダイゼイン ダイジン
ゲニステイン ゲニスチン
グリシテイン グリシチン

それぞれ体内への吸収率や効果が微妙に異なるので、イソフラボンを摂取する際にはどのタイプのイソフラボンかを注意する必要があります。
さらに詳しくはこちら:大豆イソフラボンの種類
また、大豆イソフラボンを例に紹介しましたが、これ以外にも自然界には様々な種類のイソフラボンが存在しています。

イソフラボンの体への作用

イソフラボンは摂取することで、わたしたちの身体の中で大きく2つの働きをしてくれます。それが「エストロゲン様作用」と「抗酸化作用」です。

イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似ています。そのためイソフラボンを摂取すると、体内でエストロゲンの代わりとして働いてくれます。
このようにエストロゲンの代わりとして働く物質のことを「植物エストロゲン」といい、エストロゲンの代わりとして働くことを「エストロゲン様作用」と言います。
イソフラボンは植物エストロゲンの代表ともいえる存在です。
詳しくはこちら:イソフラボンのエストロゲン様物質としての作用

また、イソフラボンは抗酸化物質としての側面を持ち、体内で発生する有害な活性酸素(※2)を除去する働き(抗酸化作用)があります。
詳しくはこちら:イソフラボンは抗酸化物質

(※2)呼吸から取り入れた酸素が体内で変化した酸素。増えすぎると健康な細胞を攻撃(酸化)して、機能を低下させます。

イソフラボンの健康効果

イソフラボンはエストロゲン様作用と抗酸化作用により、以下のように体に様々な健康効果をもたらします。

・更年期障害の諸症状の緩和
・生理不順の改善
・自律神経の調整
・骨粗鬆症の予防
・美肌
・髪質の改善
・コレステロール値の改善

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