イソフラボンとカフェインの組み合わせは?

イソフラボンとカフェインは妊娠中や授乳中は摂取を控える

内閣府食品安全委員会の報告書では、イソフラボンを含むフラボノイド類は、胎児や乳児の急性白血病のリスクを高めることが指摘されています。
また、イソフラボンは植物エストロゲンとして機能するため、ホルモンバランスが不安定な妊娠中や授乳中は、サプリメントでの補給は控えることを求めています。

一方で、カフェインは体内で代謝(※1)されることで、その効力を失いますが、胎児や乳幼児はカフェインの代謝機能が不十分なため、カフェインの悪影響が長く残ってしまいます。
そのため、妊娠中や授乳中はイソフラボンとカフェインの摂取は避けましょう。

妊娠中や授乳中でなければ、イソフラボンとカフェインを一緒に摂っても問題ありません。
イソフラボンとカフェインを一緒に摂ることで、ダイエット効果や認知症の予防に効果が期待できます。

(※1)代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質を持つ物質に変えること。

カフェインの作用

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カフェインはコーヒーやお茶、カカオなどに含まれるアルカロイドの一種で、覚醒作用や興奮作用、利尿作用等のある薬理成分です。
カフェインは中枢神経を刺激して脳を覚醒し、呼吸や発熱を促進します。
また、強心作用は血管拡張作用などもあるため、医薬品にも用いられます。

カフェインは、医薬品の成分によって亢進や阻害をする作用があるため、お茶やコーヒーといったカフェインを含む飲料と一緒に医薬品を服用するのは、本来よくありません。

イソフラボンとは

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イソフラボンは大豆のマメ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種で、フラボノイドに属するイソフラボン類の総称です。
イソフラボンは分子構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ており、植物エストロゲンと呼ばれ、体内でエストロゲンの代用として機能します。
また、イソフラボンは体内で発生する有害な活性酸素(※1)を除去する抗酸化物質としての作用や、他にも生理活性があるため、体の様々な機能に関与します。

(※1)活性酸素とは、酸素が変質した悪性の酸素のこと。組織を破壊したり、物質を変質させたりする作用があります。

イソフラボンとカフェインは相乗効果がある

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イソフラボンは医薬品ではなく、植物に含まれる栄養素です。
そのため、カフェインによってイソフラボンの成分が変化したり、作用が阻害されたりすることはありません。
一方、イソフラボンとカフェインを一緒に摂取すると、相乗効果を発揮して体に良い作用をもたらします。

ダイエット効果

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イソフラボンは、脂肪を溜め込む脂肪細胞を分化し小さくする作用があり、脂肪燃焼を促進する作用があります。
また、女性の場合は、新陳代謝※2にエストロゲンが関与しており、加齢などでエストロゲンの分泌が減少すると、基礎代謝※3が低下し肥満になります。

(※2)新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで、組織の機能を保つ生理現象のこと。
(※3)基礎代謝とは、運動以外に生体を維持するために消費するエネルギーのこと。

イソフラボンは植物エストロゲンとして、女性の新陳代謝を活性化する作用があるため、基礎代謝も向上し脂肪を減らせます。
一方、カフェインは呼吸を増やす効果があるため、脂肪燃焼に必要な酸素をより多く取り込めるようになるので、イソフラボンのダイエット効果をサポートします。

アルツハイマー型認知症の予防

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アルツハイマー型認知症は、活性酸素が脳の神経細胞を破壊し、脳が萎縮することで記憶障害や学習障害が現れる症状です。
アルツハイマー型認知症の原因とされるのが、脳の大脳皮質の表面に蓄積するβアミロイドという特殊なタンパク質です。
βアミロイドからは活性酸素が発生し、脳の神経細胞を徐々に破壊します。

イソフラボンは抗酸化物質として作用し、脳の活性酸素を除去すると共に、脳の神経細胞内で抗酸化物質として作用するグルタチオンの発生を増やす効果もあります。
また、イソフラボンは短期記憶を司り、記憶形成に重要な役割を果たす海馬の神経細胞を増やす効果もあります。

一方、カフェインはマウスを使った実験で、βアミロイドを減らす効果が確認されています。
また、カフェインは、記憶力や学習力を高める脳内ホルモンのドーパミンの放出を抑制する、アデノシンの作用を阻害することで、ドーパミンの活性を増強する効果があります。

まとめ

カフェインは植物に含まれるアルカロイドの一種で、様々な生理活性が有り、医薬品としても用いられる成分です。
そのため、カフェインは医薬品によってはその効果を変えてしまうため、一緒の服用は禁止されています。
一方、イソフラボンは栄養素なのでカフェインと一緒に摂取しても、問題はありません。
ただし、妊娠中や授乳中は、胎児や乳幼児、妊婦に悪影響が及ぶ可能性がありますので、サプリメントなどでの過剰摂取は避けてください。

イソフラボンとカフェインを一緒に摂取すると、脂肪の燃焼が促進され、脳の活性酸素やβアミロイドの除去に効果を発揮して、アルツハイマー型認知症の予防になります。
サプリメントで摂取する以外にも、コーヒーや抹茶を豆乳で割って楽しめば、イソフラボンとカフェインを一緒に摂取できるので、毎日美味しく健康維持ができます。

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