イソフラボンと一緒に摂りたいカプサイシン

イソフラボンとカプサイシンは相乗効果がある

イソフラボンは大豆に多く含まれる栄養素で、美容や生活習慣病の予防に効果があることで女性に人気あります。
一方、トウガラシの辛味の成分として知られるカプサイシンは、ダイエットや血行促進効果があることで、サプリメントや栄養ドリンクに配合されているのを目にします。
実は、イソフラボンとカプサイシンは相性が良く、一緒に摂取すると様々な健康効果を発揮します。
今回は、イソフラボンとカプサイシンの相乗効果についてお話します。

カプサイシンとは

カプサイシンは辛味の成分

カプサイシンは、トウガラシの辛味の主成分で、動植物が体内で生産するアルカロイドと呼ばれる化合物の一種です。

カプサイシンは全身の神経を刺激する

カプサイシンが全身に分布する細胞膜のバニロイド受容体に結合すると、神経細胞が刺激され灼熱感を引き起こします。
そのため、皮膚に触れても火傷をしたような刺激を感じます。
また、経口摂取すると舌だけでなく、消化管内の全体の神経を刺激し、食欲が増す一方で、胃酸の分泌は抑制されます。

さらに、カプサイシンが体内に吸収されると、中枢神経を刺激します。
その刺激により、副腎から脳内ホルモンの一種であるアドレナリンの分泌が促進され、発汗と強心作用、脂肪燃焼が促されます。

イソフラボンとカプサイシンによる健康効果

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似ており、植物エストロゲンと呼ばれ、体内でエストロゲンの代用として機能します。
また、体内で発生する有害な活性酸素(※1)の除去を行う抗酸化物質としての役割があります。

イソフラボンとカプサイシンを一緒に摂取すると
(1) ダイエット
(2) 血行促進
(3) 育毛
に効果を発揮します。

(※1) 活性酸素とは、酸素が変質した悪性の酸素のこと。組織を破壊したり、物質を変質させたりする作用があります。

ダイエット

カプサイシンで分泌が促進されるアドレナリンは、「闘争か逃走か」のホルモンです。人がいざという時の運動能力を底上げし、エネルギー消費を増大させる作用があります。そのため、脂肪燃焼効果が高まります。
一方、イソフラボンはマウスを使った実験で、脂肪をため込む脂肪細胞を小さくする効果が確認されています。
また、イソフラボンは女性の新陳代謝(※2)を高めるため、基礎代謝(※3)を高めて、脂肪の燃焼を促進します。

(※2)新陳代謝とは、古い細胞を分解し、新しい細胞に入れ替えること。
(※3)基礎代謝とは、運動以外に生体を維持するために消費されるエネルギーのこと。

血行促進

イソフラボンは血液をドロドロにする悪玉コレステロールを抑制し、善玉コレステロールを増やす効果があります。そのため、血中のコレステロールが減少し、血液がサラサラになります。
カプサイシンは、アドレナリンの分泌を促進することで交感神経を刺激し、筋肉や心臓の血管を広げて血行を促進します。
また、イソフラボンと同様に血中のコレステロール値を下げる効果があるので、血液がサラサラになります。

育毛効果

カプサイシンもイソフラボンも、それぞれ育毛効果があります。
カプサイシンは血行を促進するため、毛母細胞まで血液を送り、毛の育成に必要な酸素や栄養素を供給します。
また、頭髪の育成には男女ともエストロゲンが関与しているため、イソフラボンを摂取すると頭髪の成長が促されます。さらに、イソフラボンは、毛根にあり抜け毛を助長する酵素の働きも抑制します。

カプサイシンの過剰摂取は危険

カプサイシンは人間には辛味として刺激的な味覚ですが、本来は植物が害虫から身を守るために生産する毒物です。
カプサイシンは少量ならば食欲を増進しますが、過剰に摂取すると、粘膜を傷つけるので喉や胃が荒れます。
また、よく辛い物の大食い大会などテレビで放送されますが、動物を使った実験では体重1kgあたり60~75mgの摂取は致死量に相当します。
イソフラボンとカプサイシンの相性が良くとも、カプサイシンの過剰摂取は避けてください。

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