イソフラボンと一緒に摂りたいコラーゲン

イソフラボンとコラーゲンは相性が良い

イソフラボンは美容効果や生活習慣病の予防に効果があり、大豆に多い栄養素として女性の間で人気があります。
同じく美容効果の高い健康食品に、コラーゲンがあります。
イソフラボンとコラーゲンは非常に相性がよく、美容や健康維持に相乗効果を発揮します。
今回は、イソフラボンとコラーゲンの相乗効果についてお話します。

コラーゲンとは

詳細を読む (クリックで開閉)

コラーゲンは、真皮や骨、軟骨、腱、靭帯などの組織を構成する、非常に長い分子構造のたんぱく質です。
人のたんぱく質の約30%がコラーゲンで、真皮(※1)に至っては全体の約70%がコラーゲンなので、人体にはなくてはならないたんぱく質です。

(※1)皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されています。

コラーゲンを摂取しても全てコラーゲンになるわけではない

詳細を読む (クリックで開閉)

コラーゲンを経口摂取しても、分子が大き過ぎて腸壁を通過できません。
コラーゲンは消化液で一度アミノ酸に分解され、小腸から吸収されると肝臓に運ばれます。
アミノ酸は肝臓で、必要に応じて他のたんぱく質や酵素の原料となったり、遊離アミノ酸(※2)として体の機能の維持に使用されたりします。

そのため、コラーゲンを摂取しても、全てがコラーゲンに再合成されるわけではありません。
しかし、コラーゲンを摂取すると、コラーゲンの合成に必要なアミノ酸が体内に増えるので、コラーゲンが生合成される確率が高まります。

(※2) 遊離アミノ酸とは、他のアミノ酸とは結合せず、単独で体の機能に作用するアミノ酸のこと。

イソフラボンとコラーゲンの相乗効果

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似ており、植物エストロゲンと呼ばれ、体内でエストロゲンの代用として機能します。

また、体内で発生する有害な活性酸素(※3)の除去を行う、抗酸化物質としても作用します。
この他にも、イソフラボンは多様な生理活性が知られており、体の様々な機能に関与し、健康効果を発揮します。
イソフラボンと共にコラーゲンを摂取すると、どのような効果があるのか、詳しく見てみましょう。

(※3) 活性酸素とは、酸素が変質した悪性の酸素のこと。組織を破壊したり、物質を変質させたりする作用があります。

美肌効果

肌の潤いとハリの改善

肌の真皮層に潤いとハリを与えるのが、コラーゲンです。
真皮のコラーゲンは、主に線維芽細胞のコラーゲン合成酵素で生成されます。
コラーゲン合成酵素は線維芽細胞が活性化すると、その働きが活性化します。
線維芽細胞にはエストロゲン受容体があり、エストロゲンが結合すると活性化します。

しかし、ストレスや加齢が原因でエストロゲンが不足すると、線維芽細胞の活動が弱まり、それと共にコラーゲンの合成も減少します。
イソフラボンは、植物エストロゲンとして線維芽細胞のエストロゲン受容体に結合することができます。そして線維芽細胞を活性化するため、コラーゲンの合成を促進し、肌の潤いとハリを維持します。

肌のシワ予防

また皮膚が紫外線を浴びると、皮膚に活性酸素が発生し、コラーゲン繊維が壊れて固くなり、シワの原因となります。
イソフラボンは抗酸化物質なので、皮膚に発生した活性酸素を無害化し、コラーゲンを活性酸素から守ります。

肌の新陳代謝の改善

エストロゲンと成長ホルモンは、女性の肌の新陳代謝(※4)に関与しています。
成長ホルモンは、コラーゲンに含まれる非必須アミノ酸のアルギニンが、遊離アミノ酸として脳下垂体に働きかけると、分泌が促進されます、
そのため、イソフラボンとコラーゲンを摂取すると、加齢で低下した肌の新陳代謝が改善し、若々しい肌を保てるようになります。

(※4)新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えること。

関節痛の緩和

関節の衝撃を和らげる軟骨の、15~20%がコラーゲンです。
軟骨のコラーゲンの生成は軟骨細胞で行われ、軟骨細胞にもエストロゲン受容体があります。
そのため、加齢などでエストロゲンの分泌が減ると、軟骨のコラーゲンも減り、関節のクッション性が悪くなり関節痛が発生します。
イソフラボンは軟骨細胞にも作用するため、軟骨のコラーゲンの生産を促し、関節痛を緩和します。

動脈硬化の予防

動脈硬化の原因

動脈硬化は、血中に中性脂肪や、LDL(悪玉)コレステロールが増え、血液がドロドロになることで発生します。
これらの脂質は血管に付着して血栓を作り、血中の活性酸素により過酸化脂質に変質します。そして自らも活性酸素を放出し、血管を傷つけて炎症を起こします。
その結果、血管が繊維化して固くなり、動脈硬化を引き起こします。

イソフラボンが血流を促進しコラーゲンが血管の弾力を保つ

イソフラボンは、血液をドロドロにするLDLコレステロールを抑制し、HDL(善玉)コレステロールを増やして、血液をサラサラにします。
また、血管に柔軟性と強度を与えているのがコラーゲンなので、コラーゲンの材料となるアミノ酸が不足すると動脈硬化を促進してしまいます。
イソフラボンとコラーゲンを一緒に摂取すると、効率よく動脈硬化を予防できます。

コラーゲンはアレルゲンになる

コラーゲンはたんぱく質なので、人によってはアレルギー反応を引き起こすアレルゲン(抗原)になります。
イソフラボンと相乗効果があるといっても、コラーゲンにアレルギー反応が出る人は摂取を控えてください。

Cart Icon of a shopping cart

公式サイト

  • やわたのイソフラボン&ファイバー
  • イソラコン
  • メタストンW
  • イソラコン葉酸400μgプラス
  • ダイエットシェイク
  • 美容液オードファブール エッセンスドボーテ
  • ハイスピードプエラリア100
  • ベルタプエラリア
  • グラマーEpisodeサプリ
Folder Icon of a closed cardboard folder

その他の情報