イソフラボンは女性の糖尿病予防に効果あり

イソフラボンは女性の糖尿病予防に効果がある

生活習慣病の代表格が、糖尿病です。
糖尿病の発生は、普段の生活の高脂肪食、肥満、運動不足、ストレスなどが深く関与しています。特に女性の場合、女性は男性に比べ皮下脂肪が多く、しかも筋肉が少ないため肥満になりやすい傾向にあります。
実は最近の研究で、イソフラボンは女性の糖尿病予防に効果があることが分かってきました。

イソフラボンは閉経後の女性の糖尿病リスクを軽減

厚生労働省研究班は、米国栄養学会の学術誌に発表したレポートで、「大豆食品やイソフラボンを多く摂取している女性は、糖尿病の発症リスクが最大で38%も減少する」という発表を行いました。

その内容では、大豆食品やイソフラボンは、男女共に糖尿病発症との直接の関係は認められませんでした。
しかし、肥満女性と閉経後女性で区切って見た場合、大豆食品やイソフラボンを多く摂取しているグループと、そうでないグループに大きな差がありました。
大豆食品やイソフラボンを多く摂取しているグループの糖尿病発症リスクが、明らかに低かったのです。

イソフラボンが女性の脂肪を減らし糖尿病を予防する

イソフラボンは大豆などのマメ科の植物に含まれるポリフェノールの一種で、大豆食品であれば殆どの食品に含まれます。イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似ており、体内でエストロゲンの代用として機能します。

女性の場合、エストロゲンが新陳代謝(※1)に関与しています。
新陳代謝が活発だと、基礎代謝(※2)で体内のエネルギーを多く消費するため、脂肪が蓄積しにくくなります。
イソフラボンはエストロゲン様物質として、閉経で減ってしまったエストロゲンの代用となり、新陳代謝を活性化して脂肪を燃焼させる効果があります。

また、イソフラボンは脂質であるコレステロールを抑制する作用や、脂肪を溜め込む脂肪細胞の脂肪を燃焼させる効果も知られています。
そのため、研究班はイソフラボンのこれらの作用が女性の肥満を抑制するため、糖尿病のリスクを軽減すると推定しています。

(※1)新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで、組織の機能を保つ生理現象のこと。
(※2)基礎代謝とは、運動をしなくても、生体を維持するために最低限消費するエネルギーのこと。

イソフラボンは血糖値を下げる効果がある

人は食事で糖分を摂取すると、血液に糖が多くなり高血糖になります。
高血糖の状態が長く続くと血液がドロドロになり、血管が詰まりやすくなります。
そのため、すい臓からインスリンというホルモンが分泌され、血液中の糖をエネルギーとして細胞内に取り込むよう促し、血液をサラサラにします。
糖尿病は、過食や肥満などが原因で高血糖の状態が長く続くことで、このインスリンの効果が弱くなる病気です。

マウスを使った実験では、大豆イソフラボンの一種のゲニステインという成分が、細胞への糖の取り込みを促進する作用があることが確認されています。
また、ゲニステインは、脂肪細胞から分泌され、インスリンの効果を悪くする化学物質を抑制することが示され、糖尿病が改善する可能性も見出されています。

ゲニステインについてはこちらの記事で説明しています
→大豆イソフラボンの種類

Cart Icon of a shopping cart

公式サイト

  • やわたのイソフラボン&ファイバー
  • イソラコン
  • メタストンW
  • イソラコン葉酸400μgプラス
  • ダイエットシェイク
  • 美容液オードファブール エッセンスドボーテ
  • ハイスピードプエラリア100
  • ベルタプエラリア
  • グラマーEpisodeサプリ
Folder Icon of a closed cardboard folder

その他の情報