イソフラボンで美しく健康になろう!
イソフラボンだけじゃない!大豆のパワー
大豆製品を食生活に取り入れるとイソフラボンだけではなく、色々な栄養素を摂ることができヘルシーです。
この記事では大豆に含まれる栄養素をご紹介します。
■タンパク質、食物繊維が豊富
ゆでた大豆100gに含まれているタンパク質は16gと豊富です。大豆タンパクは消化が良く、人の体内で作ることができない「必須アミノ酸」をバランス良く含んでいます。
消化吸収を考慮したアミノ酸スコアは牛乳のカゼインや卵白と同様に最高点とされているほどです。
大豆は必須アミノ酸の一種であるメチオニンが少ないと聞いたことがあるかもしれませんが、それは昔の評価法で、最近は新しいタンパク質の評価方法が採用されています。
■食物繊維やカリウムが豊富
ゆでた大豆100gあたりに、ダイエットに有効な食物繊維が7g含まれていて、ゆでたごぼうに匹敵する量です。また、大豆には腸内で善玉菌の餌になるオリゴ糖が含まれていて、ナトリウムの排出に必要なカリウムも豊富です。
イソフラボン以外の栄養素もきちんと摂れます。
■ガン予防効果が高い
アメリカ国立ガン研究所がガン予防に効果的な食品を発表した「デザイナーフーズ」によると、大豆は最もガン予防作用が高い食品に分類された8つの食品の一つに選ばれています。そのなかには他にバースニップ、ショウガ、甘草、ニンニクなどがあり、これらに比べ大豆は身近で食べやすい食品といえます。
■悪玉コレステロールを下げる植物性ステロール
大豆胚芽に含まれている植物性ステロールは血中の悪玉コテステロールを下げる働きがあり、特定保健用食品の成分として認められています。植物性ステロールを摂取することで、コレステロールの吸収が抑えられるというメカニズムです。
■脳や血管に関わるレシチン
100g大豆には卵黄や小麦胚芽に次いでリン脂質の「レシチン」が多く含まれています。レシチンは脳で働く神経伝達物質のアセチルコリンの材料になり、脳機能や記憶に関わっています。
またレシチンは血中の悪玉コレステロールを下げる働きがあるとされています。