イソフラボンと一緒に摂りたい亜鉛

亜鉛はイソフラボンの効果を高める

ホルモンバランスの調整や美容、アンチエイジングに効果があることで、女性の間で人気のあるイソフラボン。
イソフラボンには様々な健康効果がありますが、必須栄養素の一つである亜鉛と共に摂取すると、その効果が高まることをご存知ですか?
今回は、イソフラボンと亜鉛の相乗効果についてお話します。

亜鉛とは

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亜鉛は、体の機能の維持に必要な必須ミネラルの一種です。
亜鉛は、体にわずか2gしか存在しません。
しかし、200種類にも及ぶ酵素の合成、細胞分裂、各種ホルモンの生産、栄養素の代謝、免疫機能など、体の様々な機能に関与しているため、亜鉛不足は体調不良の原因になります。
亜鉛は、細胞分裂と関係が深く、そのため新陳代謝(※1)や細胞分裂が盛んな肝臓、皮膚、生殖器、骨、脳などに多く存在しています。

(※1)新陳代謝とは、古い細胞を分解し、新しい細胞に入れ替えること。

イソフラボンと亜鉛の相乗効果

イソフラボンは分子構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ています。そのため植物エストロゲンと呼ばれ、体内でエストロゲンの代用として機能します。
また、体内で発生する有害な活性酸素(※2)を除去する、抗酸化物質としての作用もあります。
イソフラボンは他にも、体内の機能を活性化する作用があるため、様々な健康効果をもたらしてくれます。

体内で様々な役割を担う亜鉛は、イソフラボンの生理活性をサポートし、その効果を高めてくれます。
イソフラボンと亜鉛を一緒に摂取すると、どのような相乗効果を発揮するのか、詳しく見てみましょう。

(※2)活性酸素とは、酸素が変質した悪性の酸素のこと。組織を破壊したり、物質を変質させたりする作用があります。

生理不順の改善

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生理不順は、ストレスや加齢などが原因で、卵巣で生産されるエストロゲンの分泌が不足するのが原因です。
イソフラボンは植物エストロゲンですので、エストロゲンの代用として機能します。
一方、亜鉛は別名を「セックス・ミネラル」と言い、生殖器の機能を改善し、性ホルモンの生産を活性化する作用があります。
その結果、体内にエストロゲン様物質やエストロゲンが増加し、生理不順を改善できます。

美肌効果

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女性の場合、エストロゲンが新陳代謝に関与しています。
肌は細胞分裂が活発な器官で、更年期やストレスなどでエストロゲンが不足すると、肌の新陳代謝が低下して肌荒れの原因になります。
イソフラボンは植物エストロゲンとして、エストロゲン不足による肌の新陳代謝を活性化します。
また、亜鉛は肌のたんぱく質の合成や、細胞分裂に関与しているため、イソフラボンで活性化した肌の新陳代謝をサポートします。

骨粗しょう症の予防

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骨粗しょう症は、体内のエストロゲンの減少で、骨を作る骨芽細胞の機能が低下し、骨の形成より骨の分解が促進されてしまう症状です。
骨芽細胞にはエストロゲン受容体があり、エストロゲンが結合すると活性化します。

植物エストロゲンのイソフラボンは、骨芽細胞の受容体と結合し、骨の成長を活性化します。
また、亜鉛は骨芽細胞の細胞分裂にも関与しているため、骨の形成を促進して骨粗しょう症を改善します。

アルツハイマー型認知症の予防

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アルツハイマー型認知症は、脳内で発生した活性酸素により脳細胞が破壊され、脳が委縮することで記録障害や学習障害が起こる症状です。
イソフラボンは抗酸化物質として脳の活性酸素を除去すると共に、脳の細胞内で抗酸化物質として作用するグルタチオンの発現を増やし、脳細胞を活性酸素から保護します。
また、イソフラボンは大脳や海馬のエストロゲン受容体と結合して記憶力を改善し、さらに短期記憶を司る海馬の神経細胞を増やす効果があります。

一方、亜鉛は脳内で抗酸化物質として作用するSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)の原料となり、活性酸素の除去を行います。
また、亜鉛は脳の神経細胞でカルシウムと共に、情報伝達物質の役割を担います。
特に亜鉛不足は、海馬の機能低下を招き、記録障害や学習障害を助長してしまいます。
イソフラボンと亜鉛を一緒に摂取すると、脳の機能が保たれアルツハイマー型認知症を予防できます。

抜け毛予防と育毛効果

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抜け毛は、男女ともに活性型テストステロンであるジヒドロテストステロンが、毛根の受容体に結合することで毛の成長が止まり、そのまま抜けてしまうのが原因です。
毛根には5αリダクターゼという酵素があり、テストステロンをジヒドロテストステロンに変えます。

イソフラボンと亜鉛は、共にこの5αリダクターゼの活性を抑制する効果があります。
また、イソフラボンも亜鉛も頭髪の毛母細胞に働きかけ、細胞分裂を活性化し、その成長を促進する作用があります。
そのため、抜け毛予防や育毛に効果を発揮します。

まとめ

亜鉛は必須ミネラルの一つで、細胞分裂や各種ホルモンや酵素、たんぱく質の合成、情報伝達物質など、様々な役割を担う栄養素です。
イソフラボンは植物エストロゲンとして新陳代謝に関与し、亜鉛と共に摂取すると美肌や骨粗しょう症の改善、育毛などに効果を発揮します。

また、亜鉛は生殖器の機能改善や性ホルモンの合成にも関与し、イソフラボンと共に体内のエストロゲン不足を補い、生理不順を改善します。
さらに、イソフラボンと亜鉛はアルツハイマー型認知症の予防や、抜け毛対策にも効果を発揮します。
体の機能の低下に気づいたら、ぜひイソフラボンと亜鉛の摂取をご検討ください。

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