イソフラボンで体臭改善

イソフラボンは体臭改善に効果がある

イソフラボンはホルモンバランスを整え、体質を改善する効果のある健康食品です。

日本人は欧米人に比べ体臭が弱い民族と言われています。しかし、その分わずかな体臭にも敏感に反応するので、体臭の強い人は周囲の人から白い目で見られがちです。特に年を取ると、ミドル臭や加齢臭など体臭がきつくなる傾向にあります。
イソフラボンは、体臭の原因となる物質を減らす作用があるため、体臭改善に効果があります。

体臭の原因

体臭は皮膚の表面で発生する、皮膚ガスの一種です。
その原因物質が、皮脂腺から分泌される皮脂や、汗腺から汗とともに放出される老廃物です。
これらの物質のほとんどは、本来臭いはありません。しかし、皮膚の常在菌による分解や、紫外線などによる酸化によって嫌な臭いを発するようになります。そのため、表皮を覆った皮脂や老廃物を、分解や酸化が始まる前に洗い流し、皮膚を清潔に保てば、誰でも体臭は消えます。

ただし、皮脂は本来、皮膚の保湿やウィルスなどの侵入を防ぐために分泌されるものです。
必要以上に洗い流すと、皮膚のダメージが大きくなるので注意が必要です。

肥満や加齢によって体臭はきつくなりやすい

私たちは年を取ると新陳代謝(※1)が低下し、体内に脂肪が蓄積しやすくなります。体内に脂肪が蓄積すると、皮脂腺から分泌される皮脂も多くなります。その結果、皮膚の常在菌の餌になる皮脂の量が増え、体臭を発しやすくなるのです。

また、皮脂の酸化を防ぐために、体内では抗酸化物質が生産されています。しかし、加齢により体内で生産される抗酸化物質が減少すると、皮脂の酸化が早まります。これも体臭を厄介にしてしまう原因です。

(※1)新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えること。

イソフラボンは体臭を改善する

イソフラボンは、皮脂の原因となる体脂肪を減らすと共に、皮脂の酸化を防ぐ作用があるため、体臭を改善する効果があります。

エストロゲン様物質として体脂肪を減らす

イソフラボンは分子構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ているため、体内でエストロゲンの代用として機能します。
特に女性の場合、エストロゲンは新陳代謝に関与しているため、更年期(※2)でエストロゲンが減少すると肥満になりやすくなります。
イソフラボンはエストロゲンの代用として、女性の新陳代謝を活性化する効果があります。
その結果、脂肪の燃焼が促進されて体脂肪が減り、体臭の原因となる皮脂の量も減ります。

(※2)閉経を迎える前後5年ほどの期間のこと。だいたい40~50歳ごろ。

脂肪燃焼効果を高めて体脂肪を減らす

イソフラボンは、体内で脂肪を溜め込む脂肪細胞(※3)内の脂質の燃焼を促し、脂肪細胞自体を小さくする作用があります。
また、イソフラボンは体内で使われるエネルギーを生産する、細胞内のミトコンドリアという器官を増やす効果もあります。ミトコンドリアが増えるということは、その分エネルギーの生産が増えるため、エネルギー源として使われる脂質や糖質の消費が増えます。
その結果、体内の脂肪の燃焼効果が高まり、体脂肪を減らせます。

(※3)脂肪細胞とは脂肪を溜め込む細胞のことで、全身に存在します。特に、下腹部、内臓周り、臀部、太ももなど、普段脂肪が気になる場所に多く存在します。

抗酸化物質として皮脂の酸化を防ぐ

イソフラボンは、皮脂の酸化を防ぐ抗酸化物質としての作用もあります。
また、イソフラボンは、体内で生産される抗酸化作用を持った酵素を増やしたり、活性化させたりする作用もあります。
その結果、皮脂が表皮に分泌されても、紫外線などで酸化する速度が遅くなります。
皮脂が酸化して臭いを放つ前に洗い流せば、体臭を抑えることができます。

加齢などで体臭が気になる方は、ぜひイソフラボンで体臭の少ない体質に作り変えてください。

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