イソフラボンでコルチゾール抑制

イソフラボンはストレスホルモンを抑制する

人はストレスを感じると、体内で「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールが生産され、健康に悪影響を与えます。
ホルモンバランスを整える作用のあるイソフラボンは、このコルチゾールの生産を抑制する作用があります。

コルチゾールとは

ストレスと対抗するホルモン

コルチゾールとは、人がストレスを感じた際に、副腎(※1)と呼ばれる器官から分泌されるホルモンです。

人はストレスを感じると、そのストレスに対抗するか逃避するために、身体機能を一時的に高めます。
コルチゾールが分泌されると、心肺機能が向上し、血液中の糖や体内に蓄積した脂肪の燃焼が促進され、エネルギーの消費量を増やすことで身体機能を高めます。また、コルチゾールは炎症を抑制する効果もあります。

(※1)左右の腎臓の上に位置する小さな臓器。主な働きはホルモンの分泌。

過剰な分泌は健康を害する

実は、慢性的なストレスでコルチゾールが過剰に分泌され続けると、体の負担が増え、健康上様々な悪影響が出ます。

人はエネルギーを生産すると、それに伴い活性酸素が大量に生産されます。
活性酸素は変質した酸素のことで、細胞を破壊したり、化学反応を起こして組織を変質させたりする働きがあるため、増えすぎると体には有害物質です。
コルチゾールの過剰分泌でエネルギー生産量が増えると、体内に活性酸素が増えます。
その結果、活性酸素による体の機能の低下が進んでしまいます。

脳では、短期的な記録を留める海馬の神経細胞の破壊が促進され、記録障害になる場合があります。また、コルチゾールは血糖値を上げてしまうため、血液がドロドロになって高血圧や動脈硬化を促進し、さらにカルシウムの吸収を阻害して骨粗しょう症を促進してしまいます。
そして、コルチゾールが炎症を抑制するのは、体の免疫機能を低下させるためです。
ストレスでコルチゾールが慢性的に分泌される状態が続くと、免疫機能の低下から様々な病気にかかりやすくなります。

イソフラボンはコルチゾールの分泌を抑制する

イソフラボンは、体内でコルチゾールを合成する酵素の働きを抑えることで、その分泌を抑制する効果があります。

この酵素は、「脳にある脳下垂体から分泌され、男女の生殖器で生産される性ホルモンの分泌を促すホルモン」の分泌によって、作用が抑制されます。
しかし、加齢などで性ホルモンの生産量が低下すると、脳下垂体の働きも鈍り、性ホルモンの分泌を促すホルモンの分泌も減ります。
その結果、ストレスによるコルチゾールの生産が増えてしまいます。

イソフラボンは分子構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ています。そのためエストロゲン様物質と呼ばれ、体内でエストロゲンの代用として機能します。
更年期を迎えエストロゲンの生産が低下した女性がイソフラボンを摂取すると、体内にエストロゲン様物質が増えるため、脳下垂体の働きも改善します。
その結果、コルチゾールを合成する酵素の働きも抑制され、ストレスで分泌されるコルチゾールの量も減ります。

イソフラボンはコルチゾールの健康被害も減らす

イソフラボンは、コルチゾールの影響で発生する活性酸素による被害を減らす働きもあります。
イソフラボンは、体内で活性酸素の除去に使われる抗酸化物質でもあります。さらに体内で抗酸化物質として作用する酵素を増やしたり、活性化させたりする作用もあります。

また、マウスを使った実験では、イソフラボンは海馬の神経細胞を増やす効果が確認されているので、コルチゾールによる海馬の萎縮を抑制できます。
さらに、イソフラボンは血糖値を下げる効果や、カルシウムの吸収を促し骨粗しょう症を改善する効果もあり、コルチゾールによる様々な健康被害を軽減します。

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慢性的なストレスで体調が悪い方は、コルチゾールの影響が出ています。
コルチゾールの分泌や、その害を予防する効果のあるイソフラボンを普段の食生活に取り入れ、ストレスによる健康被害を改善してください。

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